関西遊技機商業協同組合(関西遊商)は24日、大阪市中央区のホテル日航大阪にて第62回通常総会を開催。任期満了に伴う役員改選では、小西哲也理事長を再選し、新執行部人事を決定した。
2022年度事業報告によると、関西遊商における2022年度の確認証紙発給枚数は稼動実績で12万5803枚(前年比91.5%)、件数は7万4022件(同比86.8%)、1件あたりの台数は約1.70台。取扱主任者の知識と技術の向上を図るため、2022年度は新規技能研修会を13回開催し、合計37名が受講。今年3月末現在、組合に登録されている取扱主任者数は358名となった。2023年度の事業計画では、「十分なセキュリティ対策がなされる中での安全安心な遊技機流通事業の推進」「社会貢献・環境対策への取組み」などが盛り込まれた。
総会に先立って行われた代表者研修会では、大阪府警察本部生活安全部保安課の林秀行課長補佐が講話。パチンコ業界に向けて「遊技機の不正改造事案の根絶および遊技機の流通過程における健全化」「使用済み旧規則機の適正な処分」「児童・乳幼児の車内放置事案の防止」の3点を要請した。