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6月中に閉店・休業したパチンコ店は20軒に留まる、コロナ禍以降続いてきた「閉店ラッシュ」は今後落ち着きを見せるのか

2023年6月期におけるパチンコホールの閉店数(休業含む)は、現時点で20軒確認されている。年末年始商戦を終えた1月期やGW商戦後の5月期などと比較すると、ずいぶん少ない数値だったといえるだろう。

なお、20店舗の平均設置台数は399台となり、6月期は中規模ホールの閉鎖が比較的多かった。そんな中で、業界第4位の経営ホール数を誇る「ガイア」グループが3店舗を閉鎖しており、残りは89軒まで減少している点を付記しておきたい。

ちなみにコロナ禍以降の年間閉店状況を改めて振り返ると、2020年には1年間で600店舗ほどのパチンコ店が閉鎖され、翌2021年も約600軒、2022年は約800軒が市場から姿を消した。たった3年間で2000店舗以上が閉店となっていたものである。

それに対し、本年の累計閉鎖数は半年間で290店舗ほどとなった。年間換算では一応600軒弱ほどのペースだ。これが下半期にかけて増えていくのか。それとも減っていくのかは少し意見が分かれるところ。

2023年を境に(コロナ禍以降続いてきた)閉店ラッシュは多少落ち着きを見せるはず、そんな見通しの方が優勢だとは思われる。

ただしその一方で「新型コロナ関連融資の返済負担が大きいこと」などを理由に、撤退・廃業を選択せざるを得ないパチンコ企業がこれから更に顕在化するのではないか。そうした見立てにも一理あるといえそうだ。

現時点で既に7000店舗の大台を下回ったパチンコ店。年末までには果たして何店舗が姿を消すことになるのだろうか。


コメント:46件 コメントを書く

  1. 盆が明けてからが勝負では❓
    あと、スマスロで経営悪化は確実

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  2. 次のラッシュはお盆過ぎです

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