７月７日の秋葉原、パチスロ主力機がフル稼働もパチンコ人気低下著しく

７月７日、パチスロ人気の強い秋葉原エリアの各店舗では今年も『アイランド秋葉原店』の抽選で１０００人オーバーの行列が発生し、『エスパス日拓秋葉原駅前店』もオンラインの事前抽選に２０００人超が参加と期待度は高い。都心部では『マルハン新宿東宝ビル店』が超人気の日ではあるが、特定日との関わりが薄い秋葉原エリアでも普段以上の賑わいを見せていた。

開店直後の時間帯に各店舗で客付きを見て回ると、パチスロはスマスロや６．５号機が早々に埋まっており「シンフォギア」や「このすば」など各店舗が力を入れる旧内規の大量設置機種もフル稼働していた。「北斗」や「カバネリ」といった人気機種は当然として、「からくりサーカス」や「ゴブリンスレイヤー」など低設定を打つのは怖いが爆発力は気になるタイプの機械も狙うには絶好の機会とあって朝イチの段階では空席が見当たらない。

しかしパチスロでも主力機以外のバラエティーコーナーやＡタイプは空席が多数残っている店舗があり、ユーザーの多くは目当ての台を取れなければ撤退と非常にシビアな立ち回りをしている。平日でこの日のために休暇を取ったユーザーも居るだろうが、勝ち目がなければ打たないという選択が増えているあたり以前よりも勝ち負けに敏感なユーザーが多数残っているものと思われる。

パチンコ側は「エヴァ」や「Ｒｅ：ゼロ」といった人気機種こそ埋まっていたが新機種を含めて大半が空席と７月７日らしい稼働とは言えない状況だ。秋葉原エリアらしく「ｅＲＡＶＥ」が他エリアよりも多めに導入されているが開店直後で空席を探すユーザーが多数出ていた『アイランド』以外は席も埋まりきっておらず、バラエティーコーナーに至っては普段通りの空き具合とパチンコ人気の低下が著しい。

以前の７月７日や先月６月６日のお祭り感と比べれば劣るものの、パチスロ人気は高く期待しているユーザーも多い。高設定を求めてシビアな立ち回りが目立つだけに今後も店舗側がしっかりと期待に応えて信頼を高めたい。