出玉試験では基本的に設定1~6まで全ての設定で試験をするわけではなく、基本的に「1番出ない設定」と「1番出る設定」、2つの設定が試験を受けるのが基本らしい。となれば、設定6で試験に落ちるのはある程度仕方がないところだが、1番出ない設定(基本的には設定1)が誤爆して試験に落ちるのだけは避けたいところ。
そこで生まれたのが「設定L」で、誤爆のしようがないくらいの調整になっているから、「1番出ない設定」での出玉試験はまず通せる・・・のだが、どういうわけか8月7日導入予定の新台「ぱちスロ 乃木坂46」の「設定0(他メーカーでいう設定L)」はなんと出玉率が102.5%と理論上勝てる設定になっている。
出玉率的には設定1が1番低いから、「1番出ない設定」として試験を受けたのは設定1だと思ったがどうやら違うようで、試験を受けたのは「設定0」らしい。
開発の方にそのカラクリを聞いてみたが、さすがに教えてくれなかった。この仕組みに気づいたのはもしかしたら業界初かも、みたいなことを言っていたので、今回の設定0が特殊な仕様なのはその辺りの事情もありそうですね。これから機械割がプラスの「設定L」とかが出てくる可能性も全然ありそうです。
さて、そんなわけで理論上は勝てる「ぱちスロ 乃木坂46」の「設定0」ですが、勝てる設定ということもあってか、他の「設定L」と違い「見た目で設定0ということが分からない」仕様になっています。
つまり、挙動から「設定0」を見抜くしかないのだが、結論からいえば他の設定とは挙動が別物なので、知っていればすぐに見抜くことが出来るでしょう。
■設定0挙動
・AT初当りが別格
→設定6でも1/254のAT初当りが設定0では1/147と設定6と比べても別格の数値
・AT直撃が別格
→初当りの約半数がAT直撃となるらしい(他設定はCZからの当選がメイン)
・ATは初回の特化ゾーン頼みで、AT平均獲得枚数は約300枚
→AT突入時の特化ゾーンは他設定とほぼ挙動が一緒で、ここで伸ばせればそれなりの枚数を獲得できることもあるらしい。ただ、メインATは上乗せにほぼ期待できず、平均で300枚程度しか出ない
まぁおそらく通常時にくる別格のAT直撃で、1時間も経たずに「設定0」は見抜けるかなと思います。2連続で直撃したら「設定0」濃厚かなと。
メーカー側はこんな仕様にしてみたところで「使うホールはほぼ無いんじゃないか」と言っていましたが、自分としてはそれなりに見かけそうな気がしているんですよね。なんならちょっと打ってみたいし。
出玉の波に関してはAタイプっぽい波を描くみたいで、勝率が高ければそれなりに謎の需要が出そうな気もしてます。「ハナビ通の設定H」みたいなノリに近いかもしれませんね。
とにかく導入後は、はたしてどれくらい「設定0」が使われるのか? その辺りも注目してみていこうと思ってます。
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もはや客の引きなんてものは存在しないイカサマ業界
最初から最後まで全てが完全出来レース
一番出る設定と出ない設定しか試験しないとか、警察との癒着力が発揮されたの?笑 法の隙間つくの得意な連中やな。