今回はユニバーサルエンターテインメントさんにお邪魔して、9月4日導入予定の新台「ファミスタ回胴版!!」を試打してきましたので、そちらの試打レポートをお届けします。
位置づけとしては一部の層に熱狂的に愛されたあの「マッピー」の後継機にあたるようで、導入を待ち望んでいる人も多いでしょう。
▼美麗リーチ目でボーナス察知
ファミスロなだけに、液晶画面はかなりレトロ。
「マッピー」や「新ハナビ」同様に、ユニバーサルさんのリアルボーナスタイプの機械といえばやはり秀逸なリーチ目が持ち味。
今作も1確目や2確目など様々なリーチ目が用意されてあり、液晶と絡めてのリーチ目察知が醍醐味となっています。
また、「マッピー」の後継機というだけあり、「マッピー」で「もう少しここがこうだったらな…」なんてところがしっかり進化しているなと感じる部分も。
たとえば滞在中にボーナスを引けばART突入濃厚となる「チャンスタイム」。
「マッピー」ではREGに30G移行するのみでしたが、本機では「通常時のレア役」でも「チャンスタイム」に移行する可能性あり。
チェリーを引いた時の移行率も高いと感じられ、通常時はボーナスを引く以外の部分でも楽しみが増えたなという印象ですね。
▼BIG中の技術介入はビタ~3コマ
BIGは最大202枚獲得。
BIG中は技術介入発生時に目押し成功でARTゲーム数上乗せとなるんですが、今作は技術介入発生時に逆押しをし、ベルのテンパイラインで目押し難易度が変化。
上段ライン:ビタ
中段ライン:2コマ
下段ライン:3コマ
割合的にはビタ押しが1番多いみたいですが、必ずしもビタ押しを迫られるわけではなく、技術介入のハードルが下がったのは嬉しいと感じる人も多いんじゃないでしょうか。
REGは最大56枚獲得。
「マッピー」だと「チャンスタイム」中に引けないとAT突入の可能性ゼロでしたが、本機はART突入の可能性がゼロではなく、REG消化中はART抽選が行われています。このあたりも「マッピー」から進化した点かなと。ART非突入時は「チャンスタイム」移行は変わらず。
▼「攻撃」と「守備」、2パートに分かれたART
ART「ファミスタゲーム」は純増0.3枚。ART開始時はまずゲーム数不定の「攻撃」フェーズからスタート。
消化中はベル以上の小役でヒットとなり、リプレイ成立でアウトのピンチと、成立役次第でまさに野球ゲームのような演出が繰り広げられます。
対戦相手も非常に重要で、弱い相手ならいきなり満塁スタートとなったりと得点に期待ができる。
得点が入るたび、入った得点に応じてARTゲーム数上乗せとなるので、まさに実際の野球同様に一喜一憂しながら液晶を見ていられる。
3アウトになれば「守備」フェーズに移行し、溜めたARTゲーム数は全てこちらで消化。
「守備」フェーズ中はボーナスを引けば、ボーナス後はまた「攻撃」フェーズからスタートするので、「攻撃」→「守備」→「ボーナス」→「攻撃」と、いかに「攻撃」フェーズでゲーム数を乗せ、「守備」フェーズでまた「攻撃」フェーズに復帰させてゲーム数を乗せられるかがポイントになってくる。
ちょっと驚きだったのが、ボーナス引かないと「攻撃」フェーズ移行の可能性がゼロというわけではなく、「守備」フェーズ中に規定ゲーム数到達でも「攻撃」フェーズ移行の抽選をしているんですよね。これはかなりありがたい仕様だなと。
▼2大上乗せ特化ボーナス
「ホームランラッシュ」
BIG中にシャッターが閉まれば移行する上位ボーナス。
消化中は約1/3で上乗せが発生し、全てホームランによる上乗せ。平均上乗せゲーム数は+120Gとなっている。
「満塁ボーナス」
チャンスタイム中のRBの一部で突入する上位ボーナス。
消化中は常に満塁状態となり、毎ゲーム上乗せが発生し、平均上乗せゲーム数は約+200G。
最終ゲームには3リールのビタ押しチャレンジがあり、成功で走者一掃のホームランとなり当然上乗せゲーム数にも期待ができる。ここをしっかりと成功できるかで、上乗せは結構変わってきそう。
▼総括
あの「マッピー」の後継機ということで、個人的にかなり期待していましたが、「マッピー」のかゆいところに手が届いた進化を感じられたのが素晴らしく、非常に面白かったなと。
「マッピー」ファンはもちろん、技術介入が若干緩和されたことから、割と打てる間口が広がったイメージもあり、「マッピー」より幅広い客層を取り込める台になったんじゃないのかなと思います。導入が楽しみですね!
©Bandai Namco Entertainment Inc.
©Bandai Namco Sevens Inc.
©UNIVERSAL ENTERTAINMENT
導入から一定の期間を過ぎるとバケ祭