店内の「カフェ」が閉鎖されているホールを見かける。コロナで一時的にサービスを停止している店は、その旨が書かれた貼り紙があるが、何も書かれていない店も。利用客が少なくなり営業しても儲からないのだろう。
がらんどうで掃除もいき届いていない様子はまるでゴーストタウンのよう。とても人が集まる場所の一角とは思えない。一抹の寂しさを感じてしまった。
先日グランドオープンした店舗では、景品カウンターの向かい側にセルフサービスのドリンクバーが設けられていた。レストランの「フリードリンク」コーナーのようなジュースやコーヒーマシーンが置いてあるだけなので、スタッフの人件費も多くはかからないだろうし、サービスを停止したい場合に撤去するのも簡単なはず。
閉鎖したカフェカウンターの設備を完全に撤去するのは費用も時間も掛かる。ならばその場所にセルフ式のドリンクバーを置き、再利用するのはどうだろうか。セルフでも「カフェ」であることに変わりはない気がする。また実際にそのように再利用している店も時々見かける。
小さい店で紙コップのセルフ式のコーヒーメーカーが置かれていることがあるが、周りがごちゃごちゃした空間では、正直あまり利用したくない。シンプルかつ清潔感のある場所に設置することこそが大事であり、マイナスイメージを持たれないよう気を付けたいところだ。
その運用にだって経費がかかるじゃないか。セルフでやるくらいなら自販機でいい。カウンター前ならまだしも、パチ屋のマナー悪い客がそんな店員の目の届かない場所にあるセルフカウンターを素直に正しく使ってくれるとでも思うのか。
客離れ