×

【寄稿コラム】パチンコ業界として禁止とする「広告宣伝」の通知文が発布される、公約系イベントに関する禁止事項は分かりづらい

パチンコ業界として禁止とする「広告宣伝」の通知文の第2報がホール4団体より9月25日に発布された。

3つの禁止として、「①ホールでの設定状況の示唆を目的として第三者が公約系サイト等で用いている図柄を表示し広告することの禁止」「②特定機種と関連付けをすることにより設定を連想させる図柄を使った広告の禁止」「③時差開放に関する禁止」が示されている。

中でも重要なのは①だろう。本来であれば公約系イベントの利用自体を禁止したかったのだろうが、そうではなく間接的な表現になっているところに違和感があった。実際その意図が分からず、店舗側の戸惑いのSNS投稿も見られたものだ。

4団体としては10月からのステマ規制に絡めて、9月最終週での通知であり、詳細はガイドラインの改訂版で示されるのではなかろうか。通知文は早く出さなければステマ広告が残ってしまうという所かも。

とはいえチラシの作成や来店などは、打ち合わせから実行まで数週間かかることから、10月中旬までは禁止された内容で進むものもあるだろう。一方で、情報が4団体に伝われば是正勧告される内容のため急遽キャンセルした店もあるはず。

10月からホール4団体には多くの公約系イベントに関する情報が集まることだろう。是正勧告により広告の健全化も進む。


コメント:6件 コメントを書く

  1. 閉店時の設定公開を解禁しろよ。

    1
    0
  2. 公約系イベントはまだ普通にやっているな。賢いホールはユーザーの頭に特定日を刷り込むべく、一年くらい前から日付けを増やし始めていたけどな。

    0
    0