新潟県遊技業協同組合は12日、新潟市中央区下大川前通の新潟グランドホテルにおいて、第63回通常総会を開催した。
佐藤孔一理事長は冒頭の挨拶のなかで、本年4月より実施した4円パチンコ28個、20円パチスロ5.6枚を上限とする賞品交換率の変更について、「県内のホールが足並みを揃えて運用を開始できた。また、その定着に向け推移している」と報告した。
来賓祝辞では県警本部生活安全部の江口史朗部長が登壇し、県内の治安情勢を説明し、防犯体制の強化を呼びかけた。特に車上狙い、児童の車内放置、のめり込み問題への対策強化を要請した。つづく表彰式では、退任役員の功労表彰と、さらに県暴力追放運動推進センターへの寄付金贈呈が行われた。
議事では、2013年度事業・決算報告、2014年度事業計画・予算案など全7議案が上程され、すべて原案通りに可決承認された。南雲実氏の退任にともなう役員の補充では、音田裕司氏の専務理事就任と、塚田慶昭氏、李常照氏の副理事長就任を承認した。
総会終了後の祝賀会では、県産業労働観光部副部長の庭野芳樹氏、組合顧問で県議会議員の柄沢正三氏ら多数の来賓が出席、県警本部生活安全企画課の栗原良光課長による乾杯の音頭で杯を掲げた。会の途中には全商協の中村昌勇会長が駆けつけ、南雲前専務理事に花束を贈った。
[6月24日・日刊遊技情報]