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おそらく多数のスロプロが引退したであろうパチスロの「冬の時代」【5号機名機列伝#27「5号機初期の2段階設定台」】

自分が知るパチスロ史の中で、間違いなく1番不遇の時代だと言えるのが5号機初期の2005年~2006年。

4号機から5号機に移って規則も変わり、今まで通りの機械づくりができなくなって「どうしよう」というメーカーの苦労が見て取れる台が多い時期でした。特に5号機初期にエレコが出す設定1or6しかない2段階設定の台にはその苦労が見て取れる。

■サクラ大戦
出玉率
設定1:97.3%
設定6:103.8%

■デビルマン
出玉率
設定1:97.0%
設定6:103.0%

■キューティーハニー
出玉率
設定1:96.9%
設定6:102.8%

■ロックユークイーン
出玉率
設定1:98.3%
設定6:104.4%

このあたりの機械は誰しもが思ったでしょう「こりゃキツイ」と。知らない人には知ってほしい、こんな出玉率の台ばかりだった時代もあったのだと。

しかも、エレコの2段階設定の機械だけじゃなく、このあたりの時代は設定6で出玉率が110%を超えるような台が他にも無い状況。

この5号機初期の初期はまだ4号機があったからそれを打てばよかったが、4号機が設置できるタイムリミットは目前であったわけで、それが無くなった後は一体どうするんだと絶望していたスロッターは多かったはず。

私は気ままな学生スロッターで「サクラ大戦」なんかも楽しんで打てていた方ではありますが、当時、今よりたくさんいたパチスロのみで生活していたような人は、これを機に就職する人も多かったですね。当時はイベント全盛期で「全56」台なんかもよくありましたが、このあたりの2段階設定の台が全6対象になることも多いもんだから困った人も多かったでしょう。周りでもこの辺で見切りをつけて就職する人が結構いました。

それでも絶望的な状況は長くは続かず、2006年にはリプパン高機械割の「スパイダーマン2」なんかが登場したりと、パチスロ人気は徐々に復活。

ゲーム性や演出なんかは今の方が間違いなく優れているけど、今では考えられないレベルの4号機にはどうしても勝てなくて、やっぱりパチスロって「出玉=正義」なところがあるのは間違いないんですよね。


コメント:3件 コメントを書く

  1. 爆裂AT機やストック機等々射幸性上げまくった時代が終わってやっと本来の遊べるパチスロが復活した最高の規制だったわけでね
    パチンコで言えば旧要件の羽根モノが復活したような感じか
    ちょっとした暇つぶしができる遊びが戻ってきて喜んだ記憶しかないわ

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    • 本当この時期、少し後辺りのノーマルスロットってめちゃんこ楽しかったですね。デビルメイクライ3最高だった。
      今じゃライターですら、いつから貴族の遊びになったんだよ。ってぼやいてましたからね。パチンコを遊びと見るか賭博と見るかで目線は変わる。出玉=正義などではない。

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  2. スロプロと言うのは、雑誌やネットに出ている攻略ライターや、メーカーやホールからお金をもらって宣伝やイベントに出ている人達であり、単にパチンコ屋に言って、スロット打って金をたかっているのは乞食なんでね。無職だし仕事でも何でもないから。税金も払ってないやろ。そこを区別しないとあかんで。

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