パチンコユーザーは月にかなりの金額を費やしているという印象が強い。実際はどうなのだろうか?
パチンコで使用する1日の金額は5000円~1万円未満が最も多く1万円以上が次に続いているという調査結果がある。またパチンコ遊技頻度は週に1~2回、月に1~2回が各それぞれ調査の3割を占めているとの結果も。
では予算を少し低めの1日あたり8000円と仮定した時、週1回遊技する人の金額はどうなるか?単純計算で月4回のユーザーで3万2000円。まあまあの金額だ。これが週2回になると倍になり、普通のサラリーマンだと勝ち金額をある程度踏まえたとしてもお小遣いの大半を占めることになる。
一方月1回程度であれば、趣味の範囲には収まる金額である。
しかしながら、そんなライトユーザーばかりでは現在の業界は成り立たない。ユーザーの人数が増えれば薄利も考えられるが、如何せんリピーター・ヘビーユーザー頼みであることは否めない。
遊技機の販売価格も含めて、ユーザー・ホール・メーカーがうまく循環する構造ができればよいのだが。業界も待ったなしの状況ではあるものの、まあそれも難しいだろう。
1000円16回転、1/319の50%確変80%ループの台を打つと仮定して。2万使って初当たり1回、確変非当選+即落ちで客の7割がまた1からやり直し…2万使って30%を狙うのが庶民の遊びとか、パチンコ業界はいつまでバブルの金銭感覚でいるつもりだよ。
「普通」のユーザーは丸一日打たないんですよ。会社帰りに小一時間が妥当なところです。平成初期まではゲームセンターに費やす金額+α(数百円〜2000円程度)で遊べましたが、今や20000円でも遊べません。パチ店は一般常識からかけ離れた思考にあります。