一般社団法人MIRAIぱちんこ産業連盟(MIRAI)は21日、東京都台東区のオーラムにて2月度定時理事会を開催。理事会後の経営勉強会では「20代の声、私にとって遊ぶこと、働くこと」をテーマにパネルディスカッションを実施した。
Z世代のぱちんこ観をホール経営者として感受することを目的として企画したもので、パチンコ経営企業の内定者、採用担当者、ホール企業に従事している若手社員、パチンコが好きな現役大学生の有志(学遊連)など6名のパネラーが登壇し、「ぱちんこを始めたきっかけ」「友達を誘った経験」「ぱちんこ店に改善してほしいこと」「自分にとってのぱちんこ」等について一問一答形式で語ったほか、会場の参加者からのリアルタイムの質問にもそれぞれの考えや感じていることについて答えた。
パネラーからは、「パチンコホールに入る『理由』をもっと増やさないと中々入ろうとは思わない」「初めて連れて行った友達には、『当たる』という経験をして欲しい」「データ公開をしっかりしてくれているホールに打ちにいく」「お金が掛かりすぎる遊びだから友達は誘えない」「せめてカラオケに行くくらい(ぱちんこ店に入る際の)後ろめたさが無くなれば良い」「台間が狭くて両隣に男性がいると座れない」などの若年層ユーザーのリアルな声が聞かれた。
金光淳用代表理事は「遊技業はまだまだノビシロがあると感じた。一つでも打開策を打ち出すことが必要。色々な娯楽には、アイコン(ヒーロー)が必要だと思った」などとディスカッションの印象を述べた。