パチスロ稼働が相変わらず好調だ。昨年の「スマスロ北斗」が導入された辺りからこうしたトレンドは更に加速しており、パチスロがホール営業の主体となっていることは周知の通りである。
■パチスロ機を20台以上増台したホール数(2023年/延べ件数)
1月~3月 | 4月~6月 | 7月~9月 | 10月~12月 | 2023年 合計 |
88店舗 | 345店舗 | 412店舗 | 375店舗 | 1,220店舗 |
そんな中、「パチンコ機からパチスロ機への切替改装工事」を行うホールが全国的に激増している。ちなみに2023年の1年間だけでも、パチスロ機を20台以上増台したリニューアルは延べ1,220件も行われていた(ビジョンサーチ社調べ)。
▼PS切替工事をもっと手軽に、新単体島システム「イゾレッタ」では入替作業がたったの5分
こうしたニーズをいち早く察知し、非常に多くの工事実績を誇る株式会社エース電研では、新単体島システム「Isoletta(イゾレッタ)」の市場導入を昨年から開始している。1年ほどが経過して導入ホール数も順調に増加しているようだ。
最大の特徴は、PS切替工事を手軽に行える点。ちなみにスマート遊技機に最適化した新バージョン「Isoletta EX(イゾレッタ・エクスクルーシブ)」ではスマパチ⇔スマスロの入替がわずか数分で終わるという。
実際の作業動画を見ても5分足らずで完了している。これなら試験的に「スマパチを導入してみて、振るわなければスマスロに戻す」といった施策も容易に行えることだろう。
▼スマート遊技機から従来の遊技機への切替にも対応、耐久性も折り紙付き
加えて、同社独自の「単体研磨機」を別途導入することで、スマート遊技機から従来の遊技機へと切替可能な点も見逃せないポイントだ。これなら今後パチンコが復活した際にも、島設備はそのままに切替がすぐに出来るため現場は非常に助かる。
もちろん耐久性のテストも念入りに行っていて、「東日本大震災の揺れ」を再現した耐久試験をクリア済みだという。こうしたリスクマネジメントの重要性は今後ますます高まっていくことも間違いないところだ。
▼どこにでも簡単に設置出来るため、レイアウトの自由度は無限大
そして忘れてはならないもう一つの大きなポイントが「どこにでも簡単に設置可能」な点である。柱周りに遊技機を設置したり、壁際に沿って曲線島を構築することも容易に出来るため、レイアウトの自由度は正に無限大。
これにより、「従来の動かせない構造物」から「再利用が可能な製品」として島設備自体が資産価値を持つことになる点も「イゾレッタ」を導入する際の大きなメリットといえそうである。
スマート遊技機の普及とともに、島設備も新時代へと突入した。今後はパチンコホールのレイアウトに更なる進化が見られそうだ。
Isoletta EX製品紹介ページ
https://www.ace-denken.com/products/isoletta.html