ユニバーサルエンターテインメントは14日、2024年12月期第1四半期決算を発表。売上高344億2700万円(前年同期比マイナス3.0%)、営業利益40億2300万円(同マイナス15.5%)、経常利益55億7500万円(同プラス76.5%)、純利益34億5000万円(同プラス17.1%)となった。
遊技機事業においては、売上高138億6200万円(前年同期比プラス24.4%)、営業利益39億2900万円(同プラス26.7%)で増収増益。期中の新規タイトルはパチスロ機では「ワードオブライツⅡ」「SLOT忍者じゃじゃ丸くん」、パチンコ機では「Pやじきた道中記 甘味ver.」。さらに「沖ドキ!GOLD」と「SLOTバジリスク~甲賀忍法帖~絆2 天膳 BLACK EDITION」の増産販売を行い、販売台数はパチスロ機が2万5137台(前年同四半期は1万3037台)、パチンコ機が2877台(前年同四半期は1万1866台)となった。
統合型リゾート(IR)事業においては、売上高203億7500万円(前年同期比マイナス15.5%)、営業利益17億7000万円(同マイナス57.2%)と、大幅な減益となった。「オカダ・マニラ」の実績が前年を下回ったことに加えて、ゲーミング事業においてマーケット全体がジャンケットビジネスの停滞に直面する中で、VIPのローリングチップ取扱高が大きく落ち込んだことなどが影響した。また、メディアコンテンツ事業は、売上高1億5300万円(前年同期比マイナス15.3%)、営業利益1億1400万円(マイナス27.6%)だった。
2024年12月期通期の連結業績予想に変更はなく、売上高2000億円、営業利益360億円、経常利益200億円、当期純利益196億円を見込む。