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【パチンコ経営企業分析】「チバリヨ2」と「押忍!番長4」の2機種が全体を底上げ、パチスロ資産価値額が5月に入り増加に転じている

前回、4月末時点における中古取引額を見ていったので、今回は資産価値額の推移を見ていく。

3月から4月にかけてパチスロの資産価値額が大幅に減少していることは前回の記事でお伝えした通りである。下表は週ごとの推移をパチンコ・パチスロ・貸玉別に示したものである。

週次資産価値額推移
全体 パチンコ パチスロ
全体 通常 低貸 全体 通常 低貸
3/6週 240,572 165,421 239,174 80,220 352,057 404,964 16,395
3/13週 236,667 165,199 240,011 77,838 342,813 393,922 123,320
3/20週 236,192 166,154 240,606 78,819 340,336 390,439 126,038
3/27週 238,850 173,954 252,608 81,896 334,396 383,166 126,666
4/3週 230,416 177,430 254,802 86,410 308,315 352,955 116,724
4/10週 211,270 168,207 240,789 83,286 274,864 314,847 104,817
4/17週 208,348 169,353 243,003 83,697 267,648 308,603 97,788
4/24週 200,589 162,277 231,439 82,192 262,029 305,975 91,521
5/1週 191,145 160,182 230,426 79,499 241,300 282,695 83,924
5/8週 206,606 157,856 226,680 77,168 279,538 324,818 90,790
5/15週 206,351 156,403 222,625 79,650 281,347 326,782 93,786

このように週次で見ていくと、パチスロは4月から貸玉問わず大幅に減少しているが、5月に入ってから増加に転じている。一方、パチンコはそれほど大きくはないものの減少傾向が続いている。

パチスロは「チバリヨ2」と「押忍!番長4」の2機種が全体を底上げしているが、パチンコではそのような機種は見当たらない。さて、今後はどのような動きを見せるだろうか。

[文・構成/情報島編集部]


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