保安通信協会(保通協)は1日、6月中に実施した型式試験の実施状況を公表した。
パチンコは結果書交付76件(前月比マイナス11件)に対して適合21件(同プラス6件)で、適合率(適合件数/結果書交付)は27.6%(前月は17.2%)。パチスロは結果書交付67件(同マイナス21件)に対し、適合は7件(同マイナス4件)で適合率は10.4%(前月は12.5%)。パチスロは結果書交付・適合数が本年最少となり、3月以降、低調に推移している。一方、パチンコの適合数は本年最多となった。
また、パチンコの不適合事項の中に「外部の機器との非接触通信を可能とする性能を有していた」とあり、詳細は不明だがこれまでになかったような機能を有した遊技機の持ち込みも行われているようである。
なお、6月中の受理件数はパチンコ82件(前月比マイナス3件)、パチスロ79件(同マイナス14件)だった。