×

【パチンコ経営企業分析】導入上位5機種の合計は2024年最多となる7.3万台、2024年7月度の導入状況(スロット編)

7月導入機種の中で最多となった「Lパチスロ戦姫絶唱シンフォギア 正義の歌」
©Project シンフォギアGX ©Project シンフォギアAXZ

先日パチンコの7月における導入状況を見ていったところ、「e花の慶次~傾奇一転」以外は振るわなかった印象を受けたがスロットはどうだろうか。

それでは、まずは2024年の月間推移を見ていく。

導入上位5機種合計台数推移
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月
合計台数 49,780 43,298 31,999 56,561 38,491 46,514 73,313

このように、7月の導入上位5機種の合計は2024年の中で最も多い7.3万台であった。ちなみにパチンコは3.7万台であったことから、スロットはパチンコのほぼ倍の台数が導入されていた。

続いて機種別に見ていくと、

2024年5月度パチンコ導入上位5機種
機種名 メーカー 導入数 発売時期
Lパチスロ戦姫絶唱シンフォギア 正義の歌 SANKYO 20,773 2024年7月
スマスロ真・北斗無双 サミー 16,687 2024年7月
沖ドキ!BLACK ミズホ 15,287 2024年7月
スマスロ ゴッドイーター リザレクション セブンリーグ 14,497 2024年7月
ミスタージャグラー 北電子 6,075 2024年7月

このように、7月に全体で最も導入された機種は「e花の慶次~傾奇一転」の21,690台となるが、「Lパチスロ戦姫絶唱シンフォギア 正義の歌」が2万台以上、さらに1万台以上導入された機種が他に3機種見られたように、7月は各店舗とも積極的にスロットを導入した様子がうかがえる。

ちなみに撤去機種は下表の通り

2024年6月度パチスロ導入上位5機種
機種名 メーカー 台数
沖ドキ!GOLD‐30 ミズホ ▲6,191
スマスロバジリスク~甲賀忍法帖~絆2 天膳 BLACK EDITION ミズホ ▲4,317
スマスロ交響詩篇エウレカセブン4 HI‐EVOLUTION サミー ▲3,295
吉宗RISING サボハニ ▲2,319
スマスロ コードギアス 反逆のルルーシュ/復活のルルーシュ サミー ▲2,302

となり、「沖ドキ!GOLD‐30」の撤去台数が目立ったのだが、「沖ドキ!BLACK」の導入台数のほうがはるかに多かった。

明らかにパチンコとスロットの導入に対する意欲が全く異なったのだが、8月も同じ傾向が続くのだろうか。

[文・構成/情報島編集部]


コメント:0件 コメントを書く