平和は7日、2015年3月期第1四半期決算短信[日本基準](連結)を発表した。遊技機事業ではパチンコの販売台数が9万2234台となり、前年同四半期の実績を5万6812台上まわって業績に大きく貢献した。
連結経営成績(累計)は、売上高638億6800万円(対前年同四半期増減率プラス43.9%)、営業利益192億9000万円(同プラス56.9%)、経常利益190億8500万円(同プラス56.4%)、四半期純利益113億6000万円(同プラス59.8%)。直近に公表された通期業績予想の修正は発表されていない。
遊技機主要タイトルの販売台数の実績は、パチンコで「CRルパン三世 消されたルパン」3万9571台(6月末現在の累計販売台数12万4321台)、「スーパーストリートファイターⅣ CR EDITION」3万1982台、「CRドキッ!丸ごと水着 女だらけの水泳大会」2万53台、パチスロで「マジックモンスター3 ぶっちぎり!魔界グランプリ」6146台、「戦国乙女 剣戟に舞う白き剣聖 西国参戦編」2万308台。パチンコとパチスロを合計した遊技機の販売台数は11万8785台。セグメント別の遊技機事業の業績は、売上高421億1800万円(前年同四半期増減率プラス81.6%)、営業利益150億6700万円(同プラス75.5%)。
ゴルフ事業では、売上高211億6100万円(同プラス3.0%)、営業利益50億1000万円(同プラス12.8%)。顧客単価は下落したものの、4月と5月の好天により来場者が増加した。また3つのゴルフ場を売却もしくは運営受託を終了して保有するゴルフ場数を132から129とし、ポートフォリオを強化した。
[8月19日・日刊遊技情報]