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パチンコ店の閉店予備軍は全国にまだまだ残っている、依然としてスマスロを1台も導入していないホールが399軒【パチンコ狂の詩】

スマスロの設置シェアは引き続き右肩上がりで推移している。本年の6月末には全国の総設置台数が50万台を超えて、7月末にはスロット機全体における設置シェアが40%を超えた。

直近1年間では四半期ごとにおよそ5%ずつシェアを伸ばしており、年末にはスロット機の半数がスマスロに置き換わる見込みだ。

(パチンコ稼働の不振を横目に)昨今のスロット稼働が好調なのは、スマスロの普及によるところが大きいことは言うまでもないだろう。

なお、現時点で既に2割以上のホールが(スロット総台数の内)半数以上をスマスロ機としている点も付記しておきたい。

そんな状況下で(パチンコ専門店を除いた営業中のホール6376軒の内)依然としてスマスロを1台も導入していない店舗が399軒残っている。

■スマスロ設置シェア別の店舗数

スマスロ設置シェア 店舗数
未導入 399店舗
10%以下 147店舗
10%から20% 445店舗
20%から30% 815店舗
30%から40% 1,282店舗
40%から50% 1,542店舗
50%から60% 1,039店舗
60%以上 355店舗
不明 352店舗
合計 6,376店舗
※パチンコ専門店は含んでいない

その大半が新台をほとんど購入していないようなホールだ。今のパチンコ店にとってはスロットが収益の柱とならざるを得ない中で、スマスロが1台も無いのは大きなハンデだろう。

この399店舗の多くは、いずれ閉鎖を選択する可能性が高い店舗と言い換えられるかもしれない。

2022年の約800軒をピークとした近年の閉店ラッシュは、昨年が約500軒と少し落ち着いてきた印象。しかし紙幣改刷の影響もあって今年の下半期は再び多くの閉鎖ホールが出てくるはずだ。

新紙幣対応だけでなく、スマスロの設置状況という観点からしても全国に閉鎖予備軍はまだまだ残っている。


コメント:4件 コメントを書く

  1. パチンコって極端な話
    客をどれだけ気持ちよく負けさせるかだからな
    それをする気が最初から無いんだから当然の結果よ

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    0
  2. ジャグラーがスマスロになったら入れるか閉店するかになるだろうから北電子には頑張って欲しい所なんだがなぁ

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