パチンコ店などを経営するベガスベガス(山形市、高橋秀之社長)の創業者で、現会長の高橋明氏が21日、安全安心なまちづくりに役立ててもらおうと、山形市に1千万円を寄付した。8月22日付け山形新聞が報じている。
市は寄付金で創設する基金を財源に、交通安全に配慮した環境整備や防犯設備の充実、啓発運動などに役立てる。
ベガスベガスは1964年、市中心部にパチンコ店を開店し、今年で創業50年を迎える。高橋氏がこの日、市役所を訪れ「半世紀にわたり無事に営業を続けられたのは市が安全で安心な街だから。50年を契機に恩返ししたい」と語り、市川昭男市長に目録を手渡した。