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「スロット専門店」がスマパチを導入する事例もわずかながらに出ている、ただし成功事例は少ない【パチンコ狂の詩】

現時点で営業中のホール(改装休業中の店舗も除く)は全国に6465軒。その内スロット専門店は340軒となっていて比率は5.3%だ。

パチスロ稼働が回復しつつあり「併設店からスロット専門店」へと移行する改装も増えては来ているものの、同時に小規模ホールの閉鎖が進んでいることで、スロット専門店の総数自体は減り続けているのが現状である。

そんな中、生き残りをかけてスロット専門店から(主にスマパチを導入することで)併設店へと変更する店舗も少なからず出ている。なお、下記の表は併設店の中でスロット比率が80%を超えている(パチンコ比率が20%以下の)ホールを抽出したものだ。

■パチンコ機のシェアが20%以下のホール一覧(スロット専門店は除く)

店舗名 パチンコ
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設置台数 住所
パチンコ スロット 合計
ヴィーナス 1.8% 4台 224台 228台 千葉県市原市
パールショップともえ7G・E・T鹿嶋2 3.3% 12台 351台 363台 茨城県鹿嶋市
APOLLO長田店 6.9% 32台 434台 466台 石川県金沢市
DD武豊店 8.1% 28台 317台 345台 愛知県知多郡
QUICK7大須店 10.4% 8台 69台 77台 愛知県名古屋市
5カラット小野店 13.3% 42台 273台 315台 兵庫県小野市
M’sFactory エムズファクトリー 18.3% 42台 188台 230台 茨城県常陸大宮市
ガリバー東大阪店 19.0% 77台 329台 406台 大阪府東大阪市

総数はわずか8軒となっており、その内『ヴィーナス』『パールショップともえ7G・E・T鹿嶋2』『APOLLO長田店』の3軒は2023年以降にスロット専門店から併設店へと移行した店舗である。

これら以外にも同様の施策を取っていたホールはそれなりに存在していたが、その多くが専門店へ戻るか、もしくは閉店を余儀なくされた。スロット専門店の一画に少数のパチンコ機を設置する施策はあまり上手くいっていないのが実情といえるだろう。

やはり差別化は簡単ではない。それでも「スマパチ北斗」次第では、再び(レイアウトの自由度が高い)スマート遊技機の特性を活かした施策をとる店舗が出てくるかも。スマパチにも救世主が求められている。


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