１道８県にてパチンコ店を営業している「ＫＥＩＺ」グループ、８月１０日にグランドオープンした『ＫＥＩＺ守山店』は６年半ぶりのオープン案件【パチンコ狂の詩】

「平成観光」グループは東海地方を中心にパチンコホールを展開するチェーン企業である。経営店舗は主に「ＫＥＩＺ」の屋号を冠し全国で計１９店舗を運営してきた。

その内訳は北海道（１店舗）、山形県（１店舗）、愛知県（７店舗）、岐阜県（４店舗）、滋賀県（１店舗）、三重県（１店舗）、長野県（１店舗）、富山県(２店舗)、石川県（１店舗）だ。

このように経営ホールが１道８県と広域にまたがる点も「平成観光」グループにおける大きな特徴といえるだろう。加えて、経営ホールの半数以上が１０００台を超える巨艦店舗となっていることも見逃せないところ。

２０１６年末には長野県初進出となる『ＫＥＩＺ松本店』をグランドオープン。そして２０１７年末には札幌に『ＫＥＩＺ手稲店』を新規出店するなど、２０１２年以降は毎年１店舗ずつのペースでコンスタントに新規出店を行ってきた。

■２０１２年以降の「平成観光」グループにおけるオープン案件一覧

しかしながら２０１８年以降は出店案件がなかなか見られず。沈黙を保っていた同社だったが、昨年１０月に滋賀県の『ＧＲＡＮＤ　Ｇ－ＯＮＥ甲賀水口』を事業承継しており、久しぶりに店舗数を増加させた。

更に本年６月には㈱共栄の全株式を取得して完全子会社化。これにより名古屋市守山区の『１００℃守山店』と山形県の『ＫＹＯＥＩ余目店』および『ＳＬＯＴ　ＫＹＯＥＩ』（※２０２４年７月２１日に閉店）の計３店舗を傘下に収めている。

その内、『１００℃守山店』については６月末に一旦休業していて、８月１０日に『ＫＥＩＺ守山店』として屋号変更の上でグランドオープンを果たしている。「ＫＥＩＺ」のオープン案件としては実に６年半ぶりであり、相当気合いも入っていたことだろう。

㈱共栄を完全子会社化した際には、「通常の新規出店に加えて、Ｍ＆Ａによる店舗の取得も推進し、さらなる店舗数の拡大を目指していく」方針を示しており、今後出店ペースを上げていくことも予想される。「平成観光」グループの動向には引き続き注目しておきたい。