今回は11月におけるパチンコの導入状況について見ていく。
まずは2024年における月間導入台数上位5機種の合計導入台数だが、
導入上位5機種合計台数推移 | |||||||||||
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | |
合計台数 | 40,533 | 19,537 | 35,592 | 64,555 | 20,799 | 42,690 | 37,440 | 82,267 | 54,205 | 45,703 | 61,760 |
このように、11月は年間で見ると8月、4月に次いで3番目に多い6.1万台であった。
それでは機種別にみたらどうだろう。
2024年11月度パチンコ導入上位5機種 | |||
機種名 | メーカー | 導入数 | 発売時期 |
eFからくりサーカス2 魔王ver. | SANKYO | 23,279 | 2024年11月 |
P大海物語5スペシャル | 三洋 | 18,450 | 2024年11月 |
P転生したらスライムだった件 | サンセイR&D | 8,820 | 2024年11月 |
P にゃんこ大戦争 多様性のネコ | 京楽 | 6,744 | 2024年11月 |
スマパチ SSSS.GRIDMAN | 七匠 | 4,467 | 2024年11月 |
このように「eFからくりサーカス2 魔王ver.」の導入台数が2.3万台でパチンコ・スロット合わせて最も多かった。この導入台数2.3万台は、2024年のパチンコにおける月間導入台数において、「e北斗の拳10」、「PF機動戦士ガンダムユニコーン 再来‐白き一角獣と黒き獅子‐」に次いで3番目に多かった。
その他にも「P大海物語5スペシャル」が1.8万台導入されており、多くのパチンコ店舗はこの2機種に大きな期待を寄せていたものと思われる。
一方で撤去機種は下表の通りであった。
2024年11月度パチンコ撤去上位5機種 | |||
機種名 | メーカー | 台数 | |
P大海物語4スペシャル | 三洋 | ▲6,060 | |
Pスーパー海物語 IN 沖縄5 | 三洋 | ▲3,921 | |
e花の慶次~傾奇一転 | ニューギン | ▲3,704 | |
P大海物語5 | 三洋 | ▲3,095 | |
e北斗の拳10 | サミー | ▲1,956 |
このように「海物語」シリーズの3機種が撤去上位5機種に入っているのは、「P大海物語5スペシャル」の導入を機に撤去したものと思われる。ただし、この3機種の撤去台数合計よりも「P大海物語5スペシャル」の導入台数が多く、11月における三洋の導入台数は増加した。
2023年の月次における月間導入台数上位5機種の合計を見ていくと、12月は2番目に多い8.5万台であった。さて、2024年はどうなるだろうか。
[文・構成/情報島編集部]
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