サン電子は21日、8月1日に公表していた2015年3月期第2四半期(累計)連結業績予想を修正すると発表した。遊技台部品事業における新機種の制御基板の販売などが好調に推移したため、発表値より売上高、利益ともに増加した。
修正後の値は、売上高125億5000万円(前回予想値との増減額プラス10億5000万円、増減率プラス9.1%)、営業利益11億5000万円(同プラス2億7000万円、プラス30.7%)、経常利益12億5000万円(同プラス3億7000万円、プラス42.0%)、四半期純利益10億5000万円(同プラス3億5000万円、プラス50.0%)、1株当たり四半期純利益47円93銭(前回発表予想31円96銭)。
予想値増加の理由にはパチンコ関連事業のほかに、モバイルデータソリューション事業におけるモバイルデータトランスファー機器の販売が好調に推移したことと、円安による為替差益を挙げている。
ただしパチンコ制御基板に対する需要は遊技機メーカーの動向や新機種の申請状況によるため、またホールシステム事業については需要期がこれからの第3四半期となることから、需要変動が大きい。そのため同社の売上・利益も大きく変動すると注記されている。
[2014年10月28日・日刊遊技情報]