人口の下降スピードが増すのはこれから、パチンコ業界にも本当の危機はまだ来ていない【我市場的瑣末主義】

ジェットコースターに乗って徐々に坂を上っていく。そして頂上を過ぎたあたりでいったん落ち着いて静かになり、それから圧倒的な下降がはじまる――。

日本の人口統計グラフを見ると人口のピークは2007年、それ以後人口減少の局面に入った。いまはまだ頂点から下り始めたばかり。

ジェットコースターと同じように下降スピードが増すのはまだこれから。それなのに商売がうまく行かないことや業績低迷の理由を人口減に帰す人は多い。

いまは減少幅も緩やかで実は需要がそれほど減っているわけではない。地方経済の苦境を伝えるニュースは多いが地方においても需要はむしろ順調で、問題は人手不足にある、と『ほんとうの日本経済』(坂本貴志著)。

パチンコ業界も、今と同じ程度の人口だった山の反対側の時代には活況を呈していた。となると単に商圏人口の減少が理由なのではない。規則変更、コロナなど探せばそれなりの答えは見つかるがどれも一面的で根本的理由にはならない。人手不足も人口減より年齢構成の変化の影響が大きい。18歳人口のピークは1992年だった。

本当に人口の下降スピードが増すのはこれから――。考えてみれば恐ろしい。本当の危機はまだ来ていない。しかもほぼ確実に来る。

※本コラムは「日刊遊技情報」より抜粋


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  1. 人口が減ってるのに今までと同じくらい稼ごうとするのが間違い、人口が減ってるのに今までどと同じように税金を、取ろうとするのも間違い

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  2. パチンコ業界が復活しない理由
    世の中の物価高、平均年収の低下、機械代金の高騰、抱き合わせ販売、機歴条件、常に増収増益を目標とする業務動向を無視したメーカー目線の新機種販売

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