全日遊連は22日付で傘下の各都府県方面遊協に向けて「日電協加盟メーカー製回胴式遊技機におけるサブ制御基板交換作業について(対象機種追加)」と題した文書(全日遊連発第255号)を発出し、これまでにサブ基板交換作業を実施した3メーカー4機種のパチスロに加え、日電協が全日遊連に対し、2メーカー2機種のパチスロにおいてサブ基板交換作業を実施したい旨の報告があったと連絡した。
追加でサブ基板交換作業の対象となるのは、サミー「パチスロ獣王 王者の帰還」(型式名「獣王ZS」)と大都「吉宗」(型式名「吉宗A3」)。この両機種でサブ基板の不正ロム交換事案が発生し、目視での発見が困難であるため。作業開始時期は、「獣王」が来年2月。「吉宗」が本年12月。設置中のすべてのサブ基板を、「日電協統一点検済シール」を貼付したサブ基板と交換する。詳細な作業内容については、それぞれの作業開始前に、全日遊連が改めて通知する。
この2機種の不正事案は、ホールがデータ異常に気づき、メーカーに確認依頼したことから発覚。全日遊連では、サブ制御基板交換までの間、営業時間中に当該機種のデータ異常がないか確認するよう呼びかけている。これまでにサブ基板交換を実施した4機種は、「北斗の拳 世紀末救世主伝説」、「北斗の拳 転生の章」、「押忍!番長2」、「バイオハザード5」。
[2014年10月31日・日刊遊技情報]