パチンコ店とゲームセンター、同じ風営法の業種でも新作の提供手法には大きな差がある【寄稿コラム】


アーケードゲームのニュースをテレビで見た。1台で20種類ものゲームが楽しめ、3カ月に1度新作がダウンロードできるという。同じ風営法の業種でここまで新作の提供に差があるとは驚いたものだ。

この技術がパチンコ遊技機に導入されれば大きな変化となるだろう。広大な面積を擁し多数の台を設置せずとも、より効率的で魅力的な遊技環境を創出できるようになる。

例えば遊技台1台に複数のゲームコンテンツを搭載し、プレイヤーが好みの機種を選択できるようにすれば、少台数でも好きな機種で遊べるようになる。また、新機種の提供があった場合は設置台全てが新機種として遊べることになる。プレイヤーとしても好きな機種で遊べた方が満足度は高いはず。

もちろん課題もある。設定による出玉率の違いやゲーム途中で機種を変える場合の取扱いなどルールは必要だ。しかしパチンコ業界が生き残りを図るためには、こうした革新的なアイデアを取り込む必要があるように思う。

また、アプリのダウンロード数や稼働状況、利益取得の状況がわかれば多様な遊技機販売の方法が生まれる。何より環境にやさしい。業界の未来はこうした柔軟な発想と継続的な技術革新にかかっているのではないだろうか。

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