加齢とともにトレンドが変化するのではなく、トレンドは世代とともにスライドしていくだけ。パチンコは今後団塊世代の退職増に伴ってユーザーが増える、なんて与太話もあるが急に新しい趣味に開花するより既存の趣味につぎ込む時間が増えるだけだろう。
かつてゲームやアニメは子どものものとされていたが、ゲームやアニメが好きなまま大人になった結果が今の市場規模。面白いコンテンツは下の世代に継承されてより層が厚くなる。一方で下の世代に残したくない、勧めたくないコンテンツは廃れていく。
広告に力を入れて落ち込むペースを緩めることはできるが、継承したくないとの評価自体を覆さないことには意味がない。パチンコ産業はむろん後者。
新規ファンを増やす、一瞬増やすだけならどうとでもなるかも。しかし業界側がファンを増やそうとするのではなく、ユーザー側がファンを増やしたいと思うようなコンテンツにしないといけない。と理想論を語ったところで今更どうにもならないか。
タイアップ機だらけからオリジナル路線に戻す。勝ち負けではなく時間消費に対する満足度の追求。社会貢献や防災拠点の比重を増やした半公共的な立ち位置等々。果たして可能性はまだ残っているのだろうか。
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