自主回収される「スーパービンゴネオ」、業界全体の利益を考えると皆が応じるべきか【我市場的瑣末主義】

コンプリート率の高さから自主回収が決まった「Lスーパービンゴネオ」。2月末で中古機の保証書発給も停止される。

メーカーや流通団体の素早い対応に、せっかく良い状態が構築されつつある行政との関係を壊したくない業界団体の思惑が顕れている、と団体理事でもある販社社長が言った。スマート機のデータもあるので言い訳もできない、と。

店は自主回収に応じなければならないのかとホール社長から訊かれ、もちろん法的に撤去しなければならない義務も根拠もないがそこは業界全体の利益を考えて、と答えた。「これだけ早く業界の自主規制の問題として片をつけようとしている事情を分かって欲しい」。

いやむしろ増台を考えていたというあるホール社長は、1店3~4台しか設置していないので大きな問題にもならずそれを倍にする程度なら大丈夫でしょ、と。自主回収でファンのSNSでも話題になっている、と。

調べると機種選定に鋭敏なホールでは当初40台以上設置し、グループ全体で相当な台数を購入している。メーカーは5月末までの下取り価格20万円を提示しているがもちろんそれ以上の収益が見込める。今後いい機械が出てくるのでホール様も応じてくれるはずだと販社社長は言うが。

※本コラムは「日刊遊技情報」より抜粋

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