SANKYOは3日、2015年3月期第3四半期決算短信[日本基準](連結)、翌4日には同四半期の「決算説明会」と自己株式600万株の買付けを発表した。ビスティブランドより発売された「CRヱヴァンゲリヲン9」の販売台数は10万2700台と、10万の大台を突破した。
同四半期の連結経営成績(累計)は、売上高1135億1000万円(対前年同四半期増減率マイナス15.0%)、営業利益109億1000万円(同マイナス61.7%)、経常利益115億1100万円(同マイナス61.5%)、四半期純利益69億9600万円(同マイナス69.5%)。直近に公表された通期の業績予想は変更されていない。
遊技機の販売は、パチンコでは期初計画通りに推移したが、パチスロでは第4四半期に予定していたビスティブランドの1機種を来期に延期する。1シリーズあたりの販売台数は、「ヱヴァ9」以外すべて3万台以下にとどまる。自己株式の買付けでは、発行済み株式総数の6.41%にあたる600万株を300億円を上限として取得する。
[2015年2月10日・日刊遊技情報]