日本電動式遊技機工業協同組合(日電協)と回胴式遊技機商業協同組合(回胴遊商)が特別協賛したイベント「ふるさと三陸 オリジナル丼グランプリ」が26日、JR盛岡駅西口イベント広場において開催された。主催は地元放送局のIBC岩手放送。岩手県三陸地方など被災地の仮設住宅の被災者が、各エリアの特産物や特徴を活かした「オリジナル丼」を考案し、会場で披露。来場者は全額チャリティーとなる参加券を購入して「オリジナル丼」を味わい、グランプリの選考にも参加した。
イベントには、甚大な津波被害を受けた三陸地方の釜石市、陸前高田市、大船渡市、大槌町から10カ所の仮設住宅が参加。ゲスト審査委員としてお笑い芸人のドロンズ石本が加わり、またアシスタントとして日電協「パチスロガール」の4人が参加した。
グランプリには、陸前高田市財当仮設住宅の「タコ丼」が選ばれた。この「タコ丼」は、来月中に東京都中央区銀座にある岩手県のアンテナショップ「いわて銀河プラザ」において販売される予定となっている。準グランプリには釜石市平田第6仮設住宅の「釜石サンマうめぇ~丼」、3位には大船渡市杉下仮設住宅の「越喜来産よつばのホタテ丼」が選ばれた。
また会場には、三陸地方の特産品や名物などを販売する「復興市」を設営。ステージでは各地の伝統芸能が披露された。さらに会場に各地のゆるキャラが登場し、参加者と記念撮影や握手を行った。イベントの模様は11月27日19時よりIBCテレビで放映される予定となっている。
日電協と回胴遊商は、2011年に宮城県、12年に福島県、13年に岩手県で開催した仮設住宅の居住者を対象とした「カラオケ歌合戦」の開催や、カラオケバス「パチボー・スロタン号」の派遣、ボランティアの派遣など、東日本大震災の復興支援活動を継続的に実施している。
[10月30日・日刊遊技情報]