日本電動式遊技機工業協同組合(日電協)と回胴式遊技機商業協同組合(回胴遊商)は24日、東京都文京区関口のホテル椿山荘東京プラザにおいて、「8月4日はパチスロの日 プレスミーティング」を開催した。
本年度の「パチスロの日」プロモーション活動では、8月2日の日曜日に東京都千代田区外神田のベルサール秋葉原において「パチスロまつり2015」を開催することを発表。このイベントでは、ライブステージやライターによるパネルディスカッション、加盟メーカーの最新機種をライターやアイドルと試打できる「パチスロタッチ&トライコーナー!」、全国ホールのオリジナルキャラクター日本一を決める人気投票「Pキャラグランプリ2015」の受賞式などを予定する。
記者会見には、日電協の佐野慎一理事長と回胴遊商の伊豆正則理事長が出席。佐野理事長は、「イベントも5年目を迎えた。業界を取り巻く現況が厳しいが、業界一丸となって問題解決のため努力する」と挨拶。伊豆理事長は、「パチスロは日本の大衆文化。射幸性を適正に管理し、2020年には日本の大衆娯楽・文化としてパチスロを世界にアピールしたい」と述べた。
またこの席で、業界健全化に向けた取り組みに関する報告も行われた。闇スロ撲滅活動については回胴遊商の山崎智成副理事長が活動実績などを紹介。のめり込み防止に関する活動については「明日の日電協を考える委員会」の岩堀和男委員長が、さらなるのめり込み防止対策を盛り込んだ12月からのいわゆる5.5号機の仕様として、「ゲーム性を損なわず射幸性を落とす遊技機を議論しており、7月中旬には結論を出す」と報告した。
プレスミーティングではさらに同イベントのPR活動を行う本年度の「PSアンバサダー with S‐Girls」のお披露目が行われ、昨年から続投となる森下悠里、多田あさみと、新メンバーの橘花凛の3人が就任することが発表された。森下は、「3人で『8月4日はパチスロの日』をたくさんの人に広めたい」とイベントPRに向けた熱意を語った。
[2015年6月26日・日刊遊技情報]