ゲンダイエージェンシーはこのほど、2016年3月期第1四半期決算短信[日本基準](連結)を公表した。ホールの収益性悪化による広告費の削減は断続的に継続しており、広告需要は前期までと同様に低迷。新規出店では居抜き物件取得による小型案件は増えつつあるものの、大型案件では遅延も多く発生し案件数が減少。その影響で対前年同四半期比で減収減益となった。
同社では同四半期に、インターネットメディアや屋外広告の取扱いをホール向けに提案。さらに異業種向けのプリンティングやデザイン受託業務を開始し、収益の底上げに努めた。またデザイン業務の内製化や集約化によるコスト削減にも着手した。
連結経営成績は、売上高41億5300万円(対前年同四半期増減率マイナス1.9%)、営業利益2億3800万円(同マイナス13.4%)、経常利益2億4500万円(同マイナス9.4%)、四半期純利益1億5900万円(同プラス8.8%)。直近に公表された2016年3月期通期の連結業績予想の変更は行われていない。
[2015年8月3日・日刊遊技情報]