ユニバーサルエンターテインメントは9日、2016年3月期第2四半期決算短信[日本基準](連結)および同四半期の四半期報告書を発表。さらに発表した実績値が5月15日に公表した業績予想と差異が生じたと発表した。
売上高と営業利益はほぼ予想通りに推移したが、為替評価損と持分法適用会社の損失(持分法投資損失)を計上した結果、経常利益は予想数値より34.5%下まわった。ただし経常利益の減少は「一時的な為替変動に起因するものである」として、通期業績予想の変更は行っていない。
パチンコ・パチスロ事業では、「サンダーVリボルト」、「SLOTシャドウハーツⅡ 運命の道標」、「キングジャック」のパチスロ計3タイトルとパチンコ「CRミリオンゴッドライジング」1タイトルを販売。パチスロ既存販売機種の増産販売も行った。累計期間の販売台数は約10万5000台だった。同事業セグメント別の売上高は433億7300万円、営業利益152億8600万円。
連結経営成績(累計)は、売上高451億6500円(対前年同四半期増減率プラス17.5%)、営業利益81億4600万円(同マイナス11.5%)、経常利益51億4400万円(同マイナス45.3%)、四半期純利益37億7500万円(同マイナス12.8%)。
持分法適用の範囲に含めていたUniversal Entertainment Koreaを第1四半期連結会計期間において清算したため、連結の範囲から除外した。
[2015年11月12日・日刊遊技情報]