ダイナムジャパンホールディングスは11月27日、2015年9月中間期(2015年4月~9月)の決算を発表した。決算数値は、貸玉収入4171億400万円(前年中間期比マイナス81億9300万円、マイナス1.9%)、営業収入758億4300万円(同マイナス48億3900万円、マイナス6.0%)、税引前中間利益73億2300万円(同マイナス74億600万円、マイナス50.3%)、中間利益47億8400万円(同マイナス42億5200万円、マイナス47.1%)。稼働(客数)向上を目的とした投資を積極的に実施したことにより、遊技台稼働は前期同様の水準まで回復したと説明するものの、利益面では前年中間期よりほぼ半減した。
稼働向上を目的とした投資の内容は、70店舗における大幅なリニューアル。中長期的な安定成長のためには稼働を向上させることにより将来的に安定した営業収入を算出できる状態にすることが重要であるとしている。
前中間期と比較して、貸玉収入では低貸玉店舗で125億1500万円増加、高貸玉店舗で207億800万円減少した。また店舗営業費用では、機械費が24億2700万円、修繕費が9億4000万円、減価償却費が4億4900万円、ぞれぞれ増加した。
2015年9月末時点における店舗数は400店舗。前年9月末と比べ20店舗増加した。2015年4月から9月における新規出店は10店舗。
11月26日開催の取締役会において、12月14日を基準日とする余剰金の配当(中間配当)を行うことを決議。1株あたりの配当金は7.00円。配当総額は54億7200万円。また自己株式の取得枠承認を目的とする臨時株主総会を来年1月20日に開催することを決定した。この自己株式取得で取得し得る株式の総数は、発行済株式総数の10.0%が上限とされている。
[2015年12月1日・日刊遊技情報]