保安通信協会（保通協）は、２０１５年１２月の型式試験実施状況を６日付で公表した。
受理件数は、パチンコ７４件、パチスロ６７件と、パチンコでは同年中最多、パチスロでは７月に次いで２番目に多かった。パチンコは結果書交付５０件に対し適合２８件、適合率（適合件数／結果書交付数）では５６.０％となり、１１月に記録した同年の最低値をさらに下まわった。パチスロは、結果書交付７１件に対し適合２９件、適合率４０.８％と、ここ最近の平均に近い値になっていた。
２０１５年１年間では、パチンコは結果書交付６９０件に対し適合５１８件、適合率７５.１％、パチスロは結果書交付５７９件に対し適合２５０件、適合率４３.２％。ちなみに２０１４年１年間では、パチンコは結果書交付６０２件に対し適合５０５件、適合率８３.９％、パチスロは結果書交付５４５件に対し適合２０３件、適合率３７.２％となっており、前年に比べて適合率は、パチンコで悪化、パチスロで改善した。
［２０１６年１月１２日・日刊遊技情報］
