日本遊技関連事業協会（日遊協）の人材育成委員会は１０日、東京都中央区日本橋の日本橋三洋グループビルにおいて、２０１５年度第３回目の「女性活躍推進フォーラム」を開催した。２０１５年度のフォーラムでは、昨年９月１１日の第１回、１１月１３日の第２回に今回の第３回と、計３回の会合が持たれ、会員企業から女性正社員が１人ずつ、計２１人が参加した。「キャリアプランニング」と「ワークライフバランス」の２つのテーマに沿ってワークショップ形式でグループワークを行い、今回の第３回目に成果発表を行った。成果発表の前には実務に役立つ企画として、セミナー「販促とは 広告制作のワークショップ」が行われた。
最優秀賞に選ばれ表彰されたのは、Ｅグループの「キラめきＰプロジェクト」。このプロジェクトは、パチンコ業界のイメージアップを目的とし、全国民をターゲットに広報活動を実施するというもの。２年間をプロジェクトの期間とし、女性を対象としたアンケートによる情報収集と取材を経て、最終的にフォーラムを開催するというスケジュールを提示した。発表には実施後の予測も盛り込まれていた。
表彰式では受賞メンバーに日遊協の谷口久徳副会長が目録を手渡し、「斬新性、現実性、必要性の３つに絞って評価を行った。最優秀賞の提案は、日遊協にとっても業界団体として重要な視点をあらためて指摘していた。２月下旬に開く日遊協の新経営者会議で今回の内容をプレゼンする予定だ。参加者は、約半年間ともに学んだこの出会いを将来何十年と大切にし、業界をつくりあげてほしい」と述べ、参加者の今後に期待を寄せた。
［２０１６年２月１５日・日刊遊技情報］
