遊技産業健全化推進機構(機構)は3日、2015年6月1日より開始した遊技機性能調査について、2016年5月までの1年間の、ぱちんこ遊技機の一般入賞口への入賞状況の調査結果を公表した。
今回、新たに公表されたのは2015年12月から2016年5月までの半年分。一般入賞口への入賞が確認された遊技機の割合は、調査開始当初、28.1%と低い数字であったが、その後は毎月確実に増加し、直近の2016年5月には91.2%と、これまでで最も高い数字となった。また一般入賞口への入賞が確認された台数も、2016年11月以来で100台を超えた。特に一般入賞口への入賞が10個以上確認された台数も、54台と過去1年間で最多となっている。
ちなみに1年間の有効調査台数は、全国51(延べ186)地区871店舗、1392台。一般入賞口への入賞が確認された遊技機は816台(58.6%)で、1台あたりの平均打ち出し個数は2965個。
なお遊技機性能調査は、1台のぱちんこ遊技機において大当り等を挟まず、2000個以上の打ち出しが確認できた調査のみを有効としている。
[2016年6月9日・日刊遊技情報]