回胴式遊技機商業協同組合(回胴遊商)は7月22日、東京都港区の第一ホテル東京において、関東・甲信越地区の研修会を開催した。
冒頭の挨拶で伊豆正則理事長が回収・撤去問題に触れ「業界の対応が遅くなれば遅くなるほど行政の指導が厳しくなることが予想される。高射幸性遊技機の設置台数は増加傾向にあり、いずれ行政からも規制が出てくることを考えて、先手を打つ必要がある。ただし年内はパチンコの撤去・回収を優先的に行っていく必要があるだろう」と、先を見据えた対応の重要さを説いた。
続いて行われた研修会では5月に開催された通常総代会のほか、組合活動の重点項目の説明や各委員会の活動報告が行われた。また、警視庁生活安全部保安課の新井一実風俗営業係長が講話を行い、業界の健全化を推進する上で、不正改造防止対策、中古機流通制度の適正な運用、犯罪防止対策を挙げ、組合員に理解と協力を求めた。
[2016年8月2日・日刊遊技情報]