貨幣処理機を販売するグローリーは7月28日、2016年5月に公表した2017年3月期の業績予想を下方修正すると発表した。修正の理由としては国内遊技市場の設備投資抑制に伴う販売減少と、急激な円高に伴う想定為替レート変更による円換算後の売上高減少が影響したためとしている。
修正後の2017年3月第2四半期(累計)連結業績予想は、売上高1000億円(前回発表予想数値比マイナス50億円)、営業利益60億円(修正なし)、経常利益25億円(同マイナス30億円)、四半期純利益5億円(同マイナス15億円)。あわせて発表された2017年3月通期連結業績予想は、売上高2200億円(同マイナス100億円)、営業利益190億円(同マイナス15億円)、経常利益150億円(同マイナス45億円)、当期純利益80億円(同マイナス25億円)となった。結果として通期では売上高で前期比マイナス3.0%、当期純利益で同マイナス9.0%となり、減収減益の予想へと修正された。
[2016年8月4日・日刊遊技情報]