SANKYOは4日、2017年3月期第1四半期決算短信[日本基準](連結)を公表した。
第1四半期の経営成績(累計)は、売上高93億7100万円(対前年同四半期増減率マイナス73.9%)、営業損失26億6200万円(前年同四半期は57億7000万円の営業利益)、経常損失24億9400万円(前年同四半期は62億200万円の経常利益)、四半期純損失19億1000万円(前年同四半期は42億8200万円の純利益)と赤字に転落した。
同四半期には、「伊勢志摩サミット」開催で5月の約1カ月間、遊技機の入替を自粛。同社は販売機種数を厳選、パチンコで「フィーバー夢福神」、「パトラッシュJ」など3機種、パチスロで「パチスロ トータル・イクリプス」1機種を販売した。
しかし撤去対象機の年内回収方針などで、ホールは新台購入に慎重となり、パチンコ機関連事業では売上高56億円(前年同四半期比マイナス72.9%)、営業損失15億円(前年同四半期は36億円の営業利益)。パチスロ機関連事業では売上高21億円(前年同四半期比マイナス81.6%)、営業利益1900万円(同マイナス99.4%)と大幅減益となった。
[2016年8月10日・日刊遊技情報]