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ユニバーサル、第1四半期決算を公表 ~2機種市場投入で増収増益に

ユニバーサルエンターテインメントは9日、2017年3月期第1四半期決算短信[日本基準](連結)を公表した。

 

当期間においては、液晶演出に代わる映像表現として、プロジェクションマッピングを採用したパチスロ新機種「アステカ 太陽の紋章」を販売。超光速広帯域画像処理モジュールの開発により、パチスロの筐体の中でもリアルな物体とバーチャルな映像の融合が実現可能となった。またこの技術革新により、セキュリティー分野への応用やコストダウン化、リサイクル率の改善を見込む。その他には「沖ドキ!」シリーズの最新作「沖ドキ!パラダイス」を販売。当期間には「伊勢志摩サミット」による入替自粛期間もあったため、市場投入はこの2機種に留まった。

 

なお第1四半期の経営成績(累計)は、売上高203億7700万円(対前年同四半期増減率プラス67.1%)、営業利益24億9300万円(前年同四半期は7億9100万円の営業損失)、経常利益97億4200万円(前年同四半期は12億5900万円の経常損失)、四半期純利益68億9200万円(同プラス4170.5%)となり、大幅な増収増益。なお直近に公表されている業績予想からの修正は行われていない。また主力のパチスロ・パチンコ事業におけるセグメント別業績は、売上高196億600万円(対前年同四半期増減率プラス74.3%)、営業利益68億8100万円(同プラス163.3%)で、パチスロ・パチンコの導入台数は約4万台となった。

 

続く第2四半期では、7月に「A PROJECT」の第6弾となるパチスロ「バーサス」を、8月に「SLOT デッドオアアライブ5」を市場投入。その他に人気機種「SLOT魔法少女まどか☆マギカ」の後継機として「SLOT魔法少女まどか☆マギカ2」の販売を予定する。またパチンコでもTVアニメ「えとたま」とのタイアップ機種「CRえとたま」の販売を予定している。

 

[2016年8月18日・日刊遊技情報]

 

株式会社ユニバーサルエンターテインメント

 

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