兵庫県遊連青年部会は8日、神戸市中央区東川崎町の神戸ハーバーランド・スペースシアターにおいて、「はぁーとふるふぁんどフェスタ」を開催した。
「はぁーとふるふぁんどフェスタ」は、障害者(児)と健常者(児)とのふれあいと交流の場を提供し、ユニバーサルな社会づくりの一端を担うことを目的として、同青年部会が自治体や各団体の後援・協賛を得て2年に1度、12月に実施するイベント。
5回目となる今回は、地元のダンス教室に通う子どもたちによるダンスショーや「獣電戦隊キョウリュウジャー」ショーなどのステージショーのほか、県内の福祉施設や小規模作業所で製作された商品の展示即売会、賞品が当たるお楽しみ抽選会などが催され、終日、多くの来場者で賑わった。
開会式では実行委員長を務める米田邦弘氏が、後援・協賛団体に対して感謝のことばを述べたほか、「我々は身近で手軽な大衆娯楽の担い手として、楽しさから生まれる豊かな心を地域社会に広げていくことを使命と考え、今後もあらゆる分野における社会貢献活動に取り組んでいく」と、社会貢献活動の主旨を説明した。
またイベントでは、支援金の贈呈式をあわせて実施した。式では、部会長の北本幸寛氏が、神戸市および神戸市社会福祉協議会を中心とする実行委員会により毎年12月に開催されている「こうべ障害者音楽フェア ジョイフルコンサート」に10万円の支援金を贈呈した。支援金を受け取った神戸市社会福祉協議会の木原勇事務局長は謝辞を述べて、同青年部会に対し感謝状を贈った。
[12月10日・日刊遊技情報]