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撤去リスト掲載機種の残存状況を集計 ~残りは約35万台

8月末の第1次撤去期限が過ぎ、12月末の最終撤去期限まで残り4カ月を切った。そこで日本遊技機工業組合(日工組)が6月23日付で公表した撤去対象機種の設置台数と、弊社データベースによる9月7日時点のデータから、全国で1000台以上が残存する対象機種とその残存率を算出した。なおインターネット上に情報を公開している店舗のみが対象のため、実際の数値とは異なる場合がある。

 

集計結果では、年末を撤去期限とする対象機は依然として35万7252台設置されたまま。稼働状況により残存率にバラツキはあるが、それでも多くの機種が半分以上残っている。特に「CR牙狼 魔戒ノ花」は、いまだに10万台以上が稼働中。これら残存数から考えて、今後は毎月10万台のペースで撤去を行うことが必要となる。代替となる機種も、現状ではすべて発表になっていないことから、年末に向けてかなり切迫した撤去スケジュールとなるだろう。また第1次、第2次リスト掲載機種はほぼすべて撤去完了となっていたが、東京都内で公にしないかたちで対象機を稼働させていた店舗があったとの情報もあり、今後も調査を続けていく予定である。

 

[2016年9月13日・日刊遊技情報]

 

日本遊技機工業組合(日工組)

【掲載表】撤去機残存リスト