経済産業省大臣官房調査統計グループは、「特定サービス産業動態統計調査」の2016年7月分速報値を、8日付で公表した。「パチンコホール」の売上高は対前年同月比でマイナス11.9%となり、一昨年の4月以降28カ月連続の減少となった。マイナス幅も4カ月連続2桁のマイナスと、依然厳しい状況が続いている。また設置台数では、対前年同月比で0.4%増加、従業員数も1.7%増加と、16カ月連続で上昇してはいるものの、プラス幅は徐々に縮まっている。
「パチンコホール」以外の対個人サービス業の趣味・娯楽関連では、「ゴルフ場」と「ゴルフ練習場」が4カ月ぶり、「遊園地・テーマパーク」が3カ月ぶりに対前年同月比で売上高が上昇。特に「遊園地・テーマパーク」においては、入場料金・施設利用料金収入、入場者数ともに8%以上と大きく上昇している。逆に前月上昇に転じた「ボウリング場」は、2カ月ぶりの減少となった。
[2016年9月27日・日刊遊技情報]