日本遊技産業経営者同友会(同友会)は21日、東京都台東区東上野のオーラムにおいて9月度定例理事会を開催。その後、同友会事務局において記者会見を行った。理事会には正会員、賛助会員合わせて167名が参加した。
会見で東野昌一代表理事は、8月末で期限を迎えた第1次、第2次の回収リスト掲載の撤去機について「事務局が調べたところ、同友会会員企業において未撤去店舗は0件。ただし全国的にみれば僅かだが残っているようだ」とし、「まじめにやっているところが損をするのは良くない。まずは撤去をして、その後、どうすべきかを考えることが大事。ただし撤去する、しないの話ばかりが続くのは、業界の未来を考える上で良いことではない。10月を目途にハッキリこうするんだということを考えなければならない」と話した。
前回の理事会で、回収撤去対象機を期限内に撤去しなかった会員に対して会員資格停止のペナルティを決議したが、今回はすべてのホール会員企業が期限内に撤去したため当該処分はなし。また12月末の第3次(最終)撤去期限についても東野代表は、「同友会からの未撤去店舗は1つもないと思っている」と語った。
[2016年9月27日・日刊遊技情報]