セガサミーホールディングスは28日、2017年3月期第2四半期の連結業績予想を修正したことを公表した。
修正後の第2四半期経営成績(累計)は売上高1700億円(前回発表値比マイナス100億円)、営業利益140億円(同プラス75億円)、経常利益135億円(同プラス70億円)、純利益210億円(同プラス176億円)。
主な修正の理由としては、遊技機事業の販売スケジュール見直しに伴い、売上高が前回予想を若干下回る見込みとなった一方で、遊技機事業における部品のリユースなどによる収益性改善のほか、開発費を中心とした販管費が減少。さらにエンタテインメントコンテンツ事業においてもデジタルゲーム、パッケージゲームとも好調に推移したことで、営業利益、経常利益、純利益はそれぞれ大幅な上方修正となった。
遊技機事業では主力タイトル「パチスロ北斗の拳 修羅の国篇」のスケジュールを第2四半期と第3四半期にまたがっての納品に変更。これにより当期のパチスロ遊技機販売台数は、前回予想値より約5万7000台減少の8万2000台となる見込み。一方パチンコ遊技機では当期に販売を行った「パチンコCR蒼天の拳 天帰」が好調で、パチンコ遊技機販売台数は前回予想値より約8000台増加の7万6000台を見込んでいる。
[2016年10月4日・日刊遊技情報]