経済産業省大臣官房調査統計グループは、「特定サービス産業動態統計調査」の２０１６年８月分速報値を１２日付で公表。「パチンコホール」の売上高は対前年同月比でマイナス１３.９％と、大きく落ち込んだ。これで一昨年の４月以降２９カ月連続の減少で、さらに５カ月連続での２桁マイナスとなった。また常に対前年同月比を上回っていた設置台数も増減なしという結果に。調査企業の該当業務を営む事業所数は対前年同月比でマイナスに転じるなど、引き続き業界が厳しい状況に置かれていることを示している。
「パチンコホール」以外の対個人サービス業の趣味・娯楽関連では、「遊園地・テーマパーク」が対前年同月比で２カ月連続の増加と、唯一の増加業種に。一方で台風などによる天候不順が影響したためか、ともに利用者数を減らした「ゴルフ場」と「ゴルフ練習場」が２カ月ぶりに減少。同じく利用者数を減らした「ボウリング場」も、２カ月連続での減少となっている。
［２０１６年１０月１４日・日刊遊技情報］
