加賀電子は1日、2017年3月期第2四半期決算短信[日本基準](連結)を発表した。
第2四半期連結の業績(本年4月1日から9月30日)は売上高1096億5900万円(対前年同四半期増減率マイナス10.8%)、営業利益32億1200万円(同マイナス23.4%)、経常利益30億4500万円(同マイナス31.2%)、純利益31億1100万円(同プラス5.7%)。
営業利益などが大きく落ち込んだ理由として、遊技機市場およびスマートフォンなどのモバイル端末市場の低迷が影響したことを挙げた。特に電子部品事業においては、国内外の主要顧客における生産調整やアミューズメント機器向けビジネスが低迷したことに加え、半導体メーカーの代理店政策変更により国内での半導体取扱高が減少。その結果、電子部品事業のセグメント売上高は827億8400万円(対前年同四半期増減率マイナス13.6%)、セグメント利益は23億6600万円(同マイナス37.0%)となった。
また純利益が対前年同四半期でプラスとなった要因としては、税効果会計の影響による法人税負担の軽減を挙げている。
[2016年11月9日・日刊遊技情報]