遊技場メダル自動補給装置工業会は17日、東京都港区の新橋第一ホテル東京において第27回通常総会を開催した。総会ではすべての議案が可決承認。大泉政治理事長以下、理事、監事全員が留任となった。大泉理事長はこれで13期目となる。
冒頭の挨拶で大泉理事長は「遊技業界は先が読めずに心配な状況が続いている。来期は今期より10%減で予算を組んでいるが、さらなる補給器具の研究に努めていく」と語った。
前期(2015年10月~2016年9月)の同組合の事業であるメダル補給装置に関わる器具類の総出荷個数は、24万1056個(前期比15.7%減)。全体では売上高、粗利とも減収減益となった。今期は検定機と性能の異なる可能性のある遊技機の回収・撤去の影響が継続する懸念から、前期比10%減と設定。メダル補給装置に関わる器具類等の販売総数は21万6950個、粗利は6454万4000円での予算計上をしている。
[2016年11月28日・日刊遊技情報]