経済産業省大臣官房調査統計グループは、「特定サービス産業動態統計調査」の2016年11月分確定値を20日付で公表した。
「パチンコホール」の売上高は、対前年同月比で一昨年の4月以降32カ月連続の減少。マイナス幅も12.4%と再び広がる傾向にあり、依然厳しい状況が続いている。ただし、全日遊連の加盟店舗数の公表では、12月期に一昨年を上回る新規店舗数の増加を見せており、次月期には事業所数減少に歯止めがかかりそうだ。
対個人サービスの趣味・娯楽関連では、対前年同月比で3カ月ぶりに遊園地・テーマパークが増加したが、残り4業種は引き続き減少。「パチンコホール」以外では「ゴルフ場」「ゴルフ練習場」が4カ月連続、「ボウリング場」が5カ月連続となっており、すべて利用者数の減少が主な要因となっている。
また教養・生活関連では「外国語会話教室」が受講者数の増加で5カ月ぶりに上昇。一方「学習塾」は21カ月ぶりのマイナスとなった。
[2017年1月30日・日刊遊技情報]